田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「プラトーン」

 
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監督・脚本:オリバー・ストーン(1986年 米)
出演:
 
【概要】
1967年、ベトナム。名門大学を中退して殺りくの戦場にやって来た一人の志願兵がいた。次々と徴兵されていく同年代の若者の多くが、少数民族や貧しい者たちだったことに対する憤りゆえの志願である。だが、いきなり最前線の戦闘小隊“プラトーン”に配属された彼にとって、現実の戦争は想像をはるかに超えた過酷なものだった
 
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【感想】
wowowで放映していたので観た。
大学時代から好きな映画ジャンルは「戦争映画」です。
戦争が好きなわけではありません。戦争映画を観るたびに戦争はしたくないと強く思います。
歴史好きが高じて、近代戦争から中世戦争(日本の戦国時代など)は興味があり、厳しい時代を生き抜いた人間模様を題材にした作品を好んで観ていました。
 
プラトーン」は以前から観たい映画だったのですが、リアルな描写という評判だったので、どんな凄い映像なのかな?と思い敬遠し今まで観ることがありませんでした。
思ったほどエグイシーンはなく、最初から最後まで観れました。
 
ベトナム戦争の過酷さ、無益さ、虚しさ、を感じました。
僕らが生まれる20年ほど前に始まり、生まれる5年前ほどまであった、他の戦争に比べるとかなり身近な戦争です。
つい最近まで、こんな厳しい戦争を行ってきた。また、まだアフガニスタンなどで戦線を張り続けているアメリカ合衆国に、戦争の螺旋を感じています。辞めたくても辞めれないんですね。
日本の立場(戦争放棄)に賛否両論あるでしょうが、基本的には戦争を放棄でき、この60年以上直接的に戦争を行っていない(間接的に協力はしているが。。。)。一応の平和状態が続いている。
アメリカ合衆国は建国以来戦争をやっていない期間の方が短いのかな?人間の歴史でも同じですね。
 
戦争映画を観るたびに、いつまでも日本の平和が継続すること、世界の戦争が1日も早くなくなることを願いばかりです。