田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

2008-01-01から1年間の記事一覧

「オール」

山田悠介作 【内容】 一流アパレル企業に就職したもののやりがいを見い出せず一年もたたずに辞めてしまった健太郎。アルバイトで食いつないでいたけが、ニートの一歩手前、もう手持ちの金は五千円も無い。そんな時ふと目にした、何でも屋のアルバイト募集の…

「きらきらひかる」

江國 香織作 【内容】 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から…

「影武者 徳川家康」上・中・下

隆 慶一郎作 【内容】 慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された!家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影…

「カゼヲキル」①②③

増田明美作 【作者より】 42.195キロ。そのスタートラインに立つまでに、何年もの時間を細い体で紡いできた選手たち。だからこそ、マラソンを人生に重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。ライバルとの確執、鍛錬の日々、挫折、勝負の駆け引き………

「ランニング・ウーマン」

「ランニング・ウーマン」 黒田 麻由子 著 著者は、大学の先輩(面識なし)。 著者は、まどかのひろひろさんや、FCランナーズのRUN太郎さんやyoさんと同年代。 ひろひろさんからの勧めで読みました。 【内容紹介】 バルセロナ五輪女子マラソン代表の小鴨由水…

「RUN!RUN!RUN!」

「RUN!RUN!RUN!」 桂 望実 作 桂先生の「Lady Go!」を読んで、書き方に気に入り、題材がランニングだったので即刻買いました。 ■内容紹介■ アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは。箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じか…

「のぼうの城」

「のぼうの城」 和田竜 作 [概要] 作者の小説家デビュー作であり、第29回城戸賞を受賞した「忍ぶの城」を、映画化を前提に小説として執筆したものである。第139回直木賞にノミネートされた。 表紙イラストはオノ・ナツメが担当している。 [あらすじ] 周囲を…

「死神の精度」

「死神の精度」 伊坂幸太郎 作 (Wikipediaより抜粋) 本作の主人公である死神。 死神の調査員として人間の世界に派遣され、調査対象である人間を一週間にわたり観察し、死を見定める。「可」にした場合、対象は八日目に死亡し、「見送り」とした場合は対象…

「虎の城」

「虎の城」 火坂雅志 作 藤堂高虎を主人公にした、歴史小説。 真田氏の伝記を呼んでいて、最後の大阪の役において徳川方におり散々にやられた武将の印象と、以前この小説のあらすじを読んでいて気になっていたという、相反する印象を把握したくて、この本を…

「風が強く吹いている」

「風が強く吹いている」 三浦しをん 作 竹青荘(アオタケ)に住む10名が、いきなり箱根駅伝に挑戦するという、まさしくフィクション小説という設定。 陸上経験者は3名。あとは、ド素人。そんな10名は個性溢れる面々。 箱根駅伝を目指し10名が結束していく姿…

「ランナー」

「ランナー」 あさのあつこ作 稀な境遇の少年を主役に、ランニングの行為を描写していました。 ちょっと、境遇が奇抜(私にとっては)すぎて、感情移入できなかった。 また、文章の書き方が懲りすぎな感じがあった、伝記ものや深いものを書くときは良いが、…

真田太平記

『真田太平記』 全12巻 池波正太郎作 550ページ×12巻=6600ページ これを、やっと読破しました! かれこれ何ヶ月かかったかな?面白かったので、通勤や休日の開いた時間に気持ちよく読み進めました。 真田昌幸から、信之・幸村兄弟を中心した、真田家の物語…