田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

真田太平記

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真田太平記』 全12巻 池波正太郎

550ページ×12巻=6600ページ
これを、やっと読破しました!
かれこれ何ヶ月かかったかな?面白かったので、通勤や休日の開いた時間に気持ちよく読み進めました。

真田昌幸から、信之・幸村兄弟を中心した、真田家の物語でした。
その中に、幸村の侍臣向井佐平次や風の者と呼ばれる忍者集団が、素晴らしいバランスで入れ込んでありました。

戦国の世から、豊臣家が天下統一し朝鮮出兵、秀吉没後の徳川家康による徳川幕府の成立。という激動の世にあっての、真田家の動向が実際にその場にいるがごとくに書き述べられていました。

歴史好きな私にとって、心躍る文章であり、侍たちの潔い行動、それとは別の人間らしい裏腹さ、が小気味の良い文体で表せていました。

あ~、読み終わったあとも、この伝記ものの世界にいるような感覚です。。。