田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

読書

「小さな経営論」

著者 藤尾 秀昭 内容説明 経営は会社だけのものではない。私たちは自分をつくり、自分の人生を経営しなければならない−。「自分ひとりの時間に何をするか」「誠こそ人生経営の要」など、若い社員向けに話した講話録をもとにまとめる。 【感想】 わが社の創立…

孤高の人 上

著者:新田次郎 出版社:新潮社 【概要】 昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎”。その強烈…

「ラストイニング 25」

作者 : 中原裕/神尾龍 出版社 : 小学館 【概要】 インチキセールスマンとして生計を立てていた鳩ヶ谷圭輔。だが勤めていた会社が薬事法違反及び詐欺容疑で取り調べられ、その際上司に責任を被せられ、1人留置所入りとなってしまった。その頃夏の甲子園予選…

「監督 挫折と栄光の箱根駅伝」

著者:川嶋伸次(元東洋大学陸上競技部監督) 出版社: バジリコ 発売日: 2009年8月5日 【概要】 2008年12月、部員の不祥事により監督を辞任。明けて2009年1月、箱根駅伝で手塩にかけたチームは往路・復路を制覇し悲願の完全優勝を果たす。シド…

「月刊陸上競技」

出版社:講談社 【感想】 走れもしないのに、久々にこの雑誌を購入し手にとってみた。 白熱した男女の都道府県駅伝、男子別大マラソン、女子大阪国際マラソンが特集されていた。 また、エチオピアのベケレ選手やジャマイカのボルト選手の生活が特集され、ナ…

『岳 11』

著者:石塚 真一 出版社:小学館 【概要】 楽しいはずの山。けれど危険に遭遇することもある…。山を愛する人すべてに捧ぐ、山岳救助物語!! (Amazonより) 【感想】 待望の新刊が今日届いた(いつもAmazonで頼んでいる)。 これを読むと、日本アルプスに早く…

『脳に悪い7つの習慣』

著者:林成之 出版社:幻冬舎新書 【概要】 脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、「興味がない」と物事を避けることが多い、「嫌だ」「疲れた」とグチを…

「新 三河物語 下巻」

【著者】 宮城谷昌光 【概要】 家康の天下統一は目前となり、大坂城をめぐる最後の戦いを迎える。だが、戦での強さを求められる時代は過去のものとなっていた。あらぬ罪を着せられ改易に追い込まれた大久保一族の哀しみが、闘いに散った兄弟の魂が、彦左衛門…

「理由」

【著者】 宮部 みゆき 【概要】 事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか――。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。とこ…

「リアル 9」

【作者】 井上 雄彦 【概要】 今一度、己に問う――人の強さとは!? リハビリを通して、次第に他人を受け入れていく久信。そして入院中の母親も徐々に回復し、高橋家の未来に光が差す!一方、野宮はトライアウトを受ける前に実践感覚を磨くべく、西高時代の山…

「バカボンド 32」

【作者】 井上雄彦 【原作】 吉川英治 【概要】 揺らぎ、焦がれ、交わる。“伊藤一刀斎”。 幼少より憧れた伝説の豪剣が、今、眼前に。 武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が かつて自分が憧れた理想の剣士であると。 武蔵はまだ知らない。 宿命の縁で結ばれた…

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後」

【作者】 安彦良和 【概要】 作者の安彦良和は『ファーストガンダム』とも呼ばれる原作アニメに、作画ディレクターおよびキャラクターデザイナーとして深く関わっており、また歴史上の人物や神話を元にした漫画作品を数多く手がけた実績もある。それらで得た…

ラストイニング 23巻&24巻

【作者】 中原裕/神尾龍 【概要】 インチキセールスマンとして生計を立てていた鳩ヶ谷圭輔。だが勤めていた会社が薬事法違反及び詐欺容疑で取り調べられ、その際上司に責任を被せられ、1人留置所入りとなってしまった。その頃夏の甲子園予選で彩珠学院高校…

『新 三河物語 中巻』

【著者】 宮城谷昌光 【概要】 “正義”とは何処に宿るのか。今川家が手放した駿遠をめぐり、信玄との戦いが始まる。あくまで義を重んじ、理を通そうとする家康が勝つか。圧倒的な武力と狡猾さをもつ信玄が勝つか――惨敗を喫した三方原から、信長との連合で大勝…

『マラソンの真髄』

【著者】 瀬古利彦 【概要】 頂点を極めた走りの理論。 著者自らのマラソン練習メニュー初公開。 第1章 原点―惨敗の初マラソン(マラソンを走るなんて夢にも思わなかった;無謀な初マラソン挑戦 ほか) 第2章 トレーニングの基本―これが瀬古イズムだ(練習…

『プリズンホテル 4 春』

【著者】 浅田次郎 【概要】 文学賞候補の小説家、50年の刑期を了えて出所した老ヤクザ、売れない母子タレント。生き暮れた人々を迎えるのはいつもの過激な奉仕の精神! 日本中の読者を愛と涙の渦に巻き込んだ傑作極道ファンタジー、桜吹雪の大団円。シリーズ…

『プリズンホテル 3 冬』

【著者】 浅田 次郎 【概要】 冬山に轟く愛と涙の極道賛歌。外は一面の雪景色―それでも事情(ワケ)ありの客人たちは再出発を賭けてプリズンホテルへ。(amazonより) 我らがプリズンホテルに冬がきた。雪深い宿にやってくるのは今宵も事情ありなお客人。五千…

『新 三河物語 上』

【著者】 宮城谷 昌光 【概要】 おのれの功を鼻にかけず、利を求めず。徹底した忠誠心をもって主君を天下人にした大久保一族。功とは何か、忠とは何か。武士の在り方を生涯問いつづけた大久保彦左衛門が見る、家康の天下統一への軌跡――主君と家臣、友と友、…

『リディアードのランニング・バイブル』

【著者】 アーサー リディアード 【訳者】 小松 美冬 【概要】 "知的にトレーニングに取り組むこと、これが成功への唯一の道"エリート選手のためだけではない、リディアード方式のトレーニング法。運動生理学から具体的なトレーニングスケジュールまで、基本…

『プリズンホテル 秋』

【著者】 浅田次郎 【概要】 花沢支配人は青ざめた。なんの因果か、今宵、我らが「プリズンホテル」へ投宿するのは、おなじみ任侠大曽根一家御一行様と警視庁青山警察署の酒グセ最悪の慰安旅行団御一行様。そして、いわくありげな旅まわりの元アイドル歌手と…

『プリズンホテル 夏』

【著者】 浅田次郎 【概要】 偏屈な小説家・孝之介は、極道の叔父・仲蔵が所有するホテルへ休養に出かける。防弾の施された建物や従業員は荒々しい雰囲気だが、夫が定年を迎えた老夫婦や、一家心中しようと訪れた家族などの宿泊客と、極道者たちとの交流は人…

「項羽と劉邦」 中・下

著者:司馬遼太郎 【概要】 中 叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれ…

「歴史街道 9月号」

【概要】 「わが立花は、西軍につく」。慶長5年(1600)7月のその日、宗茂の言葉に、家臣たちは息を呑みました。石田三成が糾合する西軍より、徳川家康率いる東軍が有利とする者は、正室誾千代をはじめ家中に多く、まして宗茂は三成と親しいわけではありませ…

「項羽と劉邦」 上

著者:司馬遼太郎 【概要】 紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚…

「望郷の道」

著作:北方 謙三 【概要】 時は明治、日本経済の勃興期。佐賀と台湾を舞台に著者自らのルーツを辿りながら、日本人の物作りへの情熱を謳い上げた波瀾万丈の感動巨編。全ての北方作品は、この小説を書くためにあった! 【感想】 初めての北方作品でした。 い…

「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 19」

著作:安彦良和 原案:矢立肇、富野由悠季、角川書店 【概要】 ソロモンでの死闘がついにはじまった。戦闘の裏で暗躍するキシリアの思いとは? 新ガンダムのアムロはソロモンにどう挑むのか!? 【感想】 毎回楽しみに買って読んでいる単行本の1つ。 いま買…

「PLUTO 8」

著作:浦沢 直樹 原作:手塚 治虫 【概要】 人間の痕跡がない殺人事件、残された謎のメッセージ…その先にあるものとは!?漫画界の2大巨匠がタッグを組んだ、近未来SFサスペンス! 【感想】 近年稀に見る話題マンガの最終章。 もっと読みたかったです。 原作…

「帖佐寛章伝 マラソンへの憧憬」

著者:帖佐 寛章 語り書き:梶原 學 【概要】 人生は山登りである。9歳で当時の朝鮮・京城(現ソウル)に渡った。そこから高校卒業までに、鹿児島、釜山、再び鹿児島、釜山、そして香川と移り住んだ。転校は実に5度。そこで落第、いじめ、不登校を繰り返した。…

「冷静と情熱のあいだ」

「冷静と情熱のあいだ Blu」 著者:辻仁成 【概要】 あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人…

「空白の桶狭間」

著者:加藤廣 【概要】 今川義元の不気味な触手が尾張へ伸びる! 相互不信と玉砕主義が蔓延する織田家中。剛毅に振る舞う主君でさえも、内実は判断停止と若き秀吉は見抜いていた。恃みはもはや、我が血統が受け継ぐ秘密のみ。秀吉一世一代の密約を容れ、“影…