田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「冷血」

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トルーマン・カポーティ

【概要】
カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル――。様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。(新潮社HPより抜粋)

【感想】
森マンさんより借り受けて、やっと読む決心が出来た本だった。表題や内容が読むのに決心が必要でした。まさか、終盤読み進めているうちに、人生で一番嬉しいことを聞くことになるとは思いませんでした。自分の境遇とは対照的な、本の登場人物2人。
殺人事件は毎日というほど、テレビや新聞、ラジオで目に、耳にします。しかし、そんな殺人犯にも、殺人に至るまでには、そうとうの経験に基づく、紆余曲折を経ていっているですね。
殺人という、非日常の行為を起こす事は、私にも考えれません。しかし、殺人は人間の行為です。誰でもする可能性はあるのです。
もし、最愛の人が痛めつけれる、または殺されるのを目にあたりにして、その人間を殺したいと思う衝動に駆られるでしょう。

いやいや、いまのタイミングでこの本に出会ったのはなぜだろう。。。不思議ですね。