田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「七人の侍」

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監督:黒澤明
出演:三船敏郎志村喬、稲葉義男、宮口精二千秋実

【概要】
時は戦国時代。夜盗化した野武士の横暴に苦しむ農民たちは、侍を雇って村をまもろうとする。かくして集められた7人の男たちの活躍をダイナミックに描いた、巨匠・黒澤明監督の堂々3時間30分に及ぶ、古今東西の映画史上永遠に残る名作中の名作。
合戦シーンのすさまじさとリアルさは言うに及ばず(三船敏郎が「1本の刀では5人も斬れん」とストックの刀を用意するところはゾクゾクした)。7人の個性的面々のキャラクターの見事な描き分けもすばらしい。個人的には、リーダー格の志村喬のおおらかな威厳と、無口な剣の達人・宮口精二ニヒリズム、ユーモラスな加東大介が好みだ。農村の自衛を描いていることから、公開時は自衛隊礼讚映画といった批判の声もあがったが、無論今ではそんな無粋(ぶすい)なことを言う者はいない。(Amazonより)

【感想】
黒澤作品に興味が出たのは、ほんのこの頃。
衛星方法で、「用心棒」を途中からみてから。臨場感とリアルさにすぐに虜になりました。
個人的には、「影身者」が好きです。今度DVD買って、両方とも感想文を書こうと思います。

さて、世界的にも評価の高い「七人の侍」です。
これは時代劇好きな男性なら、十中九好きになるでしょう。いや、「時代劇は・・・」という男子でも十中八は気に入るのはないでしょうか?3時間半と長い映画で、深夜にお酒を嗜みながらの観賞でしたが、眠気など襲ってきませんでした。さすが、黒澤監督!
農家と武士のやり取りの中に、現代の人間にも通じるものが見えました。これが、時代劇の良さです。
人間の綺麗さと汚さ。どちらも表現できて、それを伝えるのが映画だと僕は思います。

田舎侍が、やっと真の侍映画を観れました(^^)