田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

『潜水服は蝶の夢を見る』

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監督:ジュリアン・シュナーベル(2007年 仏・米)
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ジャン=ドミニク・ボビー
出演:マチュー・アマルリックエマニュエル・セニエマリ=ジョゼ・クローズ

【概要】
身体的自由を失った男性が瞬きだけで自伝を綴ったという実話を、「バスキア」「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル監督が映画化した人間ドラマ。ELLE誌の編集長として順調な人生を送っていたジャン=ドミニク・ボビー。ところがある日脳梗塞で倒れ、全身麻痺で左目のまぶたしか動かせない状態になってしまう。言葉すら発することができない彼は、言語療法士の力添えで瞬きを使ってコミュニケーションを取るようになり……。(eiga.comより)

【感想】
長男出産(6月11日)に伴い、大好きな映画を見る機会が激減。
リアルな家庭が毎日ドラマチックに展開しているので。。。
気づいてみれば、自宅で映画(DVD)を観るのも5ヵ月振りで、映画館はいまだ1年以上観ていません。
これは当分無理でしょうね。

話を戻して感想ですが、ドキュメント映画だったのでリアルな臨場感がありました。
病の床にいる主人公の、「夢」と「現実」の間を交差する表現では綺麗なフランスが映し出されたと思ったら、急にベットの上になったりしていました。綺麗な夢もあれば醜く苦しい夢もあり、主人公の葛藤と苦悩が表現されていました。

病気にかかって、家族や愛する人の有難さを知る。
病気の自分に優しくしてくれる人たちへ、段々と心を開いていく過程もありました。

フランス映画らしい描写もあり新鮮でした。
なかなか慣れない描写もありましたが。。。