田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「チーム」

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作者:堂場 瞬一

【概要】
誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか…。母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」のチーム「学連選抜」が挑む2日間、東京〜箱根間往復217.9kmの苦闘と激走。俊英が描く、入魂の駅伝小説。(オンライン書店ビーワンより抜粋)

【感想】
職場施設の利用者の勧めで読みました。初めての堂場作品でした。
職場の上司からちょうど「神の領域」も借りていて、偶然なんですが、神様が「これを読め」と言っているようでした。
内容も、学連選抜チームを題材に、そのチームが優勝目指して走るという、現実には難しい設定ですが、キャラクターの書き方が私の心に惹かれ、小説の世界へ感情移入しました。
最後の瞬間は、涙が溢れてしまいました。
故障をした今の私の心理をつく、素晴らしい本でした。

あ~駅伝っていいなっとつくづく思う本です。
やっぱりマラソンもいいけど、駅伝ってそれより面白いな~♪