田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

#小説

孤高の人 上

著者:新田次郎 出版社:新潮社 【概要】 昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎”。その強烈…

「理由」

【著者】 宮部 みゆき 【概要】 事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか――。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。とこ…

『プリズンホテル 4 春』

【著者】 浅田次郎 【概要】 文学賞候補の小説家、50年の刑期を了えて出所した老ヤクザ、売れない母子タレント。生き暮れた人々を迎えるのはいつもの過激な奉仕の精神! 日本中の読者を愛と涙の渦に巻き込んだ傑作極道ファンタジー、桜吹雪の大団円。シリーズ…

『プリズンホテル 3 冬』

【著者】 浅田 次郎 【概要】 冬山に轟く愛と涙の極道賛歌。外は一面の雪景色―それでも事情(ワケ)ありの客人たちは再出発を賭けてプリズンホテルへ。(amazonより) 我らがプリズンホテルに冬がきた。雪深い宿にやってくるのは今宵も事情ありなお客人。五千…

『新 三河物語 上』

【著者】 宮城谷 昌光 【概要】 おのれの功を鼻にかけず、利を求めず。徹底した忠誠心をもって主君を天下人にした大久保一族。功とは何か、忠とは何か。武士の在り方を生涯問いつづけた大久保彦左衛門が見る、家康の天下統一への軌跡――主君と家臣、友と友、…

『プリズンホテル 秋』

【著者】 浅田次郎 【概要】 花沢支配人は青ざめた。なんの因果か、今宵、我らが「プリズンホテル」へ投宿するのは、おなじみ任侠大曽根一家御一行様と警視庁青山警察署の酒グセ最悪の慰安旅行団御一行様。そして、いわくありげな旅まわりの元アイドル歌手と…

「望郷の道」

著作:北方 謙三 【概要】 時は明治、日本経済の勃興期。佐賀と台湾を舞台に著者自らのルーツを辿りながら、日本人の物作りへの情熱を謳い上げた波瀾万丈の感動巨編。全ての北方作品は、この小説を書くためにあった! 【感想】 初めての北方作品でした。 い…

「冷静と情熱のあいだ」

「冷静と情熱のあいだ Blu」 著者:辻仁成 【概要】 あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人…

「神の領域」

著者:堂場瞬一 【概要】 横浜南部の林で長距離走選手の死体が発見された。担当の検事・城戸は、被害者が所属していた大学陸上部の監督が、学生時代の友人だったことから、仕事と友情の間で苦悩する。事件の背後には、陸上競技界を巻き込む巨大な犯罪が隠さ…

「チーム」

作者:堂場 瞬一 【概要】 誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか…。母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」のチーム「学連選抜」が挑む2日間、東京〜箱根間往復217.9kmの苦闘と激走。俊英が描く、入魂の駅伝小説。(オン…

「ティファニーで朝食を」

作者:トルーマン・カポーティ 訳者:村上春樹 【概要】 第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の…

「左岸」

作者:江国香織 【概要】 福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九―。踊ることと兄が大好きな茉莉は17歳で駆け落ちし、同棲、結婚、出産を経験する。数々の男と別れても、いつもどこかに、影のような九がいて…。江國香織と辻仁成の奏でる二重奏ふたたび。夢を信…

「容疑者Xの献身」

作者:東野圭吾 【概要】 天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての…

「オール」

山田悠介作 【内容】 一流アパレル企業に就職したもののやりがいを見い出せず一年もたたずに辞めてしまった健太郎。アルバイトで食いつないでいたけが、ニートの一歩手前、もう手持ちの金は五千円も無い。そんな時ふと目にした、何でも屋のアルバイト募集の…

「きらきらひかる」

江國 香織作 【内容】 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から…

「影武者 徳川家康」上・中・下

隆 慶一郎作 【内容】 慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された!家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影…

「カゼヲキル」①②③

増田明美作 【作者より】 42.195キロ。そのスタートラインに立つまでに、何年もの時間を細い体で紡いできた選手たち。だからこそ、マラソンを人生に重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。ライバルとの確執、鍛錬の日々、挫折、勝負の駆け引き………

「死神の精度」

「死神の精度」 伊坂幸太郎 作 (Wikipediaより抜粋) 本作の主人公である死神。 死神の調査員として人間の世界に派遣され、調査対象である人間を一週間にわたり観察し、死を見定める。「可」にした場合、対象は八日目に死亡し、「見送り」とした場合は対象…

「ランナー」

「ランナー」 あさのあつこ作 稀な境遇の少年を主役に、ランニングの行為を描写していました。 ちょっと、境遇が奇抜(私にとっては)すぎて、感情移入できなかった。 また、文章の書き方が懲りすぎな感じがあった、伝記ものや深いものを書くときは良いが、…