田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「歴史街道 9月号」

イメージ 1

【概要】
「わが立花は、西軍につく」。慶長5年(1600)7月のその日、宗茂の言葉に、家臣たちは息を呑みました。石田三成が糾合する西軍より、徳川家康率いる東軍が有利とする者は、正室誾千代をはじめ家中に多く、まして宗茂は三成と親しいわけではありません。ではなぜ?「いま家康に味方するは幼い秀頼公を見捨てることに他ならぬ。わが家が今日あるは、太閤殿下のお引き立て。殿下亡き今こそ豊家に尽くし、恩に報いるのが真の武士!」。家臣たちは次第に目頭を熱くします。眼前の宗茂が、義に篤い先代の鬼道雪や、岩屋城に散った高橋紹運の姿と重なったのです。かくして、立花家の精鋭は立ち上がりました。乱世に信義を通して生きた不世出の将・立花宗茂を描きます。

【感想】
福岡県が生んだ世に知れた猛将立花宗茂
読む前は好きな武将の1人だったが生い立ちなどは詳しくなかった。
読むつれ、生まれが筑後宝満城主の嫡男と知り、さらに身近に感じました。
伝説の1つ1つが凄く、生き方がカッコイイです!