田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

第42回防府読売マラソン

ラソンは甘くない、正直、長い、辛い。
そんなことが、正直な感想です。
 
走る前、2時間40分切りくらいだったら走れるだろうという思い(終わってしまえば過信)と、30㎞以降落ちるんではないだろうかという不安が5分5分でした。
結果としては、後者が的中し、冒頭の感想を持ったということです。
 
ということで、ラップを交えてレース展開へ。
 
朝6時半起床。
7時半出発。
10時前に到着。
 
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いつも通りノーアップでスタートラインへ。
緑海豚さんと並んでいたら、目の前に川内選手が!?
唯一防府で得たものが、このTV映りでした(^^)
 
12:02スタート!
どんどん抜かれる。。。
 
大集団がいくつも出来る。
福岡の仲間が大勢いる集団で、時折みんな談笑しながら進む。
 
5㎞:18分38秒
余裕あり。
ここらへんで大集団が、そのまま18分30秒でいく集団と、19分でいく集団に分かれる。
私は後者の集団の先頭付近で自重。
 
10㎞:37分30秒(18分52秒)
ここらへんで競技場に帰ってくる。ちよと琉くんら、応援団の声援を受け、ちょい元気に。
後ろを振り返ると、30人くらいの大集団を引っ張ってました。。。余裕はあり。
 
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15㎞:56分42秒(19分12秒)
ここは向かい風区間。前の方で引っ張ってしまいました。
抜いて行くランナーもいたんですが、自重。
ここで無駄に脚を使って、脚に疲れを感じてきました。
 
20㎞:1時間15分45秒(19分03秒)
追い風区間ですので、ペースは変わらず。
ここは2列目3列目で推移。脚の疲れを感じつつ。大丈夫、大丈夫と念じる。
 
25㎞:1時間34分35秒(18:50)
ハーフを、1時間19分54秒で通過。このままいっても、サブ40ギリギリ。この時計を見て、精神的な焦りを感じました。
終わって考えれば、この時点で福岡国際への道は終わってました。
ここで心身ともに余裕がないと42.195㎞持ちません。
ここから向かい風区間になる。引っ張るのは嫌。ペースも落とせない。という判断で、ちょっと前に元気そうな綱崎さん?(元九電工)につきました。いやいいリズム、いいペースでした。しっかり鍛えていれば、綱崎さんについていってサブ40は確実でした。でも、ゴールリストに綱崎さんいない??あれは誰??
 
30㎞:1時間53分10秒(18分35秒)
このレース一番速いラップを刻む。ここは集団の流れについていっただけですが、もうすでに余裕なし。
ここは追い風を感じたり、のぼりがあったり、また向かい風を受けたりと変化が多かったのに、このラップ。
30㎞レースをしてしまった感のある走りでした。
 
35㎞:2時間12分51秒(19分41秒)
30㎞過ぎの折り返し直後に、なかジーが集団の前に。
それに着いていけない。しかし、無理してついていく。ここで離れることは、レースの終わりを意味する。
32㎞くらいまで意地で着いて行く。
無理でした。。。
徐々に遅れだす。35㎞くらいまでは、4分ちょっとで維持はできた。しかし。。。
 
40㎞:2時間38分43秒(25分52秒)
この区間は、ジョグしたり、歩いたりの繰り返し。
あとでみて、よく25分台でいったもんだなっと思うくらい。
もうレースは終わってて、ただちょっとずつ家族の待つ競技場に帰るのみ。
ここらへんから、応援が痛くなり出す。理性が壊れだし。
沿道の「あと5㎞」「もうちょいよ」「がんばれ!」に対してイライラしだす。
飲んでる缶コーヒー、食べているものが、欲しい衝動にかられる。
全然鍛え方が足りません。弱い部分がどんどん出てくる。人間力を鍛えねば。。。
 
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42.195㎞:2時間59分08秒(20分25秒)
気温8度が身体を蝕む。脚があちこち痙攣し出す。
どんどんランナーに抜かれる。
気持ちがもうレースにありません。
残り1㎞でこの日一番の痙攣が!?何分間その場にいたのだろう。ストレッチして歩き出す。1歩で痙攣。そして伸ばす。の繰り返し。
競技場は目の前。
ちよが来た。有難い。ちよの顔を見る前は、ここで辞めたいと思っていたのに、ちよを見ると、絶対ゴールせねばに変わっていた。ちよは「無理せんどきー」と言っているのに、それで「無理してでもゴールへ!」と思った。なんやろうね。その気持ちって。これが夫婦??
脚が痙攣しながら、なんとかサブ3。
 
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3年ぶりのフルマラソンはここに終了。
心身ともに疲れきり、9時間ぶりの食事を、山口市丸亀製麺でいただいたが、しばらく横になっていた。
 
このタイムでこの疲れ方。
翌日の下半身もガタガタ。
脚も、内臓も、精神も、何もかも、福岡国際の場に相応しくありませんでした。
福岡国際の場はもっと数段上のレベルのランナーにしか許されない素晴らしい大会です。
そこを目指して、再スタートします!!
 
でも、レース前に書いていたと思いますが、しばらくちよの復活のお手伝いを優先していきます!!
 
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