田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「ランニング・ウーマン」

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「ランニング・ウーマン」
黒田 麻由子 著

著者は、大学の先輩(面識なし)。
著者は、まどかのひろひろさんや、FCランナーズのRUN太郎さんやyoさんと同年代。
ひろひろさんからの勧めで読みました。

【内容紹介】
バルセロナ五輪女子マラソン代表の小鴨由水の挫折と再生を中心に、ほか5人の女性ランナーのエピソードを交えながら、マラソン競技のおもしろさと厳しさを描く。 さらに、女子マラソン界の問題点についても考察する。一般の女性たちにとっては「自分らしく輝いて生きる」ことはいかにして実現できるのかを問う。

【感想】
小鴨さんを中心に、数多くの女性ランナーを取材しながら、「今」の陸上長距離界について主観を述べるような内容だった。
私も納得のことあれば、腑に落ちないものあった。
人間たくさんいるので、みんなが納得いくものはないでしょう。

でも、心に残る文言は数たくさんあり、次回作も期待したいです。
「ランニングというものは、十人十色、人それぞれのスタイルがあり、自分のスタイルを作り上げるプロセスに大きな楽しみが秘められている・・・」
「職業人として一流になるために必要な「自分を信じる力」「他者への感謝と思いやり「強固な自己管理能力」などは、マラソンを通じてすでに培われている」
などなど、「おおっ!?」と思う内容があった。
今後のマラソン人生に生きる本だった。

小鴨さんは、いまは松永性になり、福岡周辺で入っているような情報もある。
小鴨時代を全く知らない私は、この本で小鴨さんのスゴサを知った。