田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「カゼヲキル」①②③

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増田明美

【作者より】
42.195キロ。そのスタートラインに立つまでに、何年もの時間を細い体で紡いできた選手たち。だからこそ、マラソンを人生に重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。ライバルとの確執、鍛錬の日々、挫折、勝負の駆け引き……。主人公・美岬が、どのように女子マラソン五輪代表を目指し成長していくのか。美岬に伴走しながら、沿道から声援を送りながら、読んでいただければ幸いです。

【内容紹介】
増田明美のマラソン小説、いよいよ完結! オリンピックの舞台に立てるのはだれか?! 陸上をはじめたあの日から始まったオリンピックまでのひとすじの道。経験者にしか書けないマラソン小説・完結編。

【感想】
作者自身の経験や、現役を退いたあとの日本陸上界を見て書いているようだった。
陸上との出会い、ライバルや仲間の存在、家族や恩師の有難さ、などなど。42.195㎞を走るに至るまでの過程が、温かく描かれてあった。
ただ、現実的すぎて面白みに欠けた。。。もっと小説的な書き方があったら面白かったけど。
登場人物も現在にいる人が使われていたような。

「ヨーイドン」の方が面白かったな。

でも、お婆ちゃんには、笑わせてくれたし、泣かせてくれた!