田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

「左岸」

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作者:江国香織

【概要】
福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九―。踊ることと兄が大好きな茉莉は17歳で駆け落ちし、同棲、結婚、出産を経験する。数々の男と別れても、いつもどこかに、影のような九がいて…。江國香織辻仁成の奏でる二重奏ふたたび。夢を信じることができるあなたに贈る柔らかな幸せの物語。 (e-honHPより)

【感想】
やっと、辻仁成作の「右岸」との二重奏作品を読み終わりました。
やはり、男性作品の「右岸」とは違う雰囲気でした。これは女性の雰囲気でした。
女性側の人生の歩み方が、悩ましくも前向きに、苦しみながら軽やかに、描かれていました。
もっと続きが読みたい後半でした。

しかし、この2冊は超大作なので、かなりの時間を要しましたね。
いま、「右岸」を呼んでいるちよは、まだ半分もいっていません。
3月一杯はかかるでしょうね。
夫婦で、本を題材に人生論などを交えた感想を言い合うのは、二人にとって良い時間です。
でも、まだ呼んでいない場面を口にしてしまうということもありますが。。。