田舎侍ランナー 真太平記

福岡県の田舎に住む市民ランナー

読書

「ランナーズ」5、6月号

『6月号』 ■新連載・「走り」の不思議を解き明かす! ランナーの運動生理学 ハイレ・ゲブレセラシエはなぜ速いのか? →マラソン後半型は、僕も理想と考えてました ■新連載・吉岡利貢の、絶対サブスリー宣言! この秋、結果を出すためのクロストレーニング学 …

「神の領域」

著者:堂場瞬一 【概要】 横浜南部の林で長距離走選手の死体が発見された。担当の検事・城戸は、被害者が所属していた大学陸上部の監督が、学生時代の友人だったことから、仕事と友情の間で苦悩する。事件の背後には、陸上競技界を巻き込む巨大な犯罪が隠さ…

「capeta」19

作者:曽田正人 【概要】 2003年3月号より『月刊少年マガジン』で連載開始のレーサー漫画。この作品の主人公はカートに魅せられた少年・平勝平太(たいら かっぺいた)。曽田正人の作品の例に漏れず、この主人公も初めてのサーキットで度肝を抜く走りを見せ…

「ラストイニング」21

原作:神尾龍 監修:加藤潔 作画:中原裕 【概要】 主人公を監督にすることにより試合だけでない高校野球の裏側を描いた作品。練習方法等も非常に練り込まれており野球と言う物に対して極めて理論的な姿勢で挑んでいる。 【あらすじ】 ついに迎えた県大会準…

「岳」7・8・9

作者:石塚真一 【概要】 日本アルプスには日々、多くの登山者が訪れる。 山岳部の大学生、 同期だけでなく部下にも先に昇格された会社員、 別れた妻を偶然見かけ後を追う画家、 息子と一緒に登るため下見にやって来た父親…… さまざまな思いを胸に、美しい山…

「軍師の門」下

著者:火坂雅志 【概要】 竹中半兵衛から軍師の座を引き継いだ黒田官兵衛は、信義を重んじた巧みな調略により、秀吉を天下人に押し上げる。秀吉のために己の感情を封印して戦い続けた官兵衛だったが、秀吉の没後、関ヶ原の戦いに天下を狙う。(角川HPより) …

『悩む心』

著者:姜尚中 【概要】 情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人た…

「軍師の門」上

作者:火坂 雅志 【概要】 乱世に自分の知恵を試したいと願う二人の男がいた。一人は、秀吉の前半生を支えた竹中半兵衛。いま一人は、秀吉の後半生を共に戦った小寺(黒田)官兵衛である。若き日の小寺官兵衛は、軍師の理想像を求めて竹中半兵衛のもとを訪ね…

「チーム」

作者:堂場 瞬一 【概要】 誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか…。母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」のチーム「学連選抜」が挑む2日間、東京〜箱根間往復217.9kmの苦闘と激走。俊英が描く、入魂の駅伝小説。(オン…

「岳」2

作家:石塚 真一

「ラストイニング」20

作家:中原裕

「<勝負脳>の鍛え方」

著者: 林成之 【目次】 序章 脳を知れば勝てる 第1章 脳はこんな働き方をしている 1.「意識」「心」「記憶」は連動している 2.イメージ記憶とは何か 3.こうすれば頭はよくなる 第2章 これが勝負脳だ 1.「心・技・体」の落とし穴 2.勝負脳を全開させる9…

「ティファニーで朝食を」

作者:トルーマン・カポーティ 訳者:村上春樹 【概要】 第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の…

「岳(がく)」1

作者:石塚 真一 【概要】 楽しいはずの山。けれど危険に遭遇することもある…。山を愛する人すべてに捧ぐ、山岳救助物語!! 【感想】 前々から気になっていた漫画。 なかなか感動する! 山を愛するものには通じる心がありました。 マラソンを引退したら、山愛…

「PLUTO」 7

作者:浦沢直木×手塚修 プロデュース:長崎尚志 監修:手塚眞 【概要】 浦沢直樹作、手塚治虫原作の日本のSFサスペンス漫画。単行本は、2009年2月現在7巻まで刊行。全8巻 【感想】 一巻が出たときの衝撃は今でも忘れません。 であった瞬間にレジに向かい、購…

「左岸」

作者:江国香織 【概要】 福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九―。踊ることと兄が大好きな茉莉は17歳で駆け落ちし、同棲、結婚、出産を経験する。数々の男と別れても、いつもどこかに、影のような九がいて…。江國香織と辻仁成の奏でる二重奏ふたたび。夢を信…

「容疑者Xの献身」

作者:東野圭吾 【概要】 天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての…

「冷血」

トルーマン・カポーティ作 【概要】 カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せ…

「右岸」

辻仁成作 【概要】 福岡で隣同士に住んでいた九と茉莉―。不思議な力を授かりながら、人を救うことができず苦しむ九。放浪の後、パリで最愛の女性・ネネに出会うが、いつも心の片隅には茉莉がいて…。辻仁成と江國香織の奏でる二重奏ふたたび。愛を信じること…

「忍びの国」

和田竜作 【概要】 伊賀一の忍び、無門は西国からさらってきた侍大将の娘、お国の尻に敷かれ、忍び働きを怠けていた。主から示された百文の小銭欲しさに二年ぶりに敵の伊賀者を殺める。そこには「天正伊賀の乱」に導く謀略が張り巡らされていた。史実に基づ…

「梟の城」

司馬遼太郎作 【概要】 それまで新聞記者であった司馬が歴史小説家となる契機となった作品で、以後も多くの忍者小説を手がけている。後年の独自の歴史解釈を交えた歴史小説群とはかなり趣の異なった作品。組織のなかで生き、豊臣秀吉の暗殺を狙う葛籠重蔵と…

「オール」

山田悠介作 【内容】 一流アパレル企業に就職したもののやりがいを見い出せず一年もたたずに辞めてしまった健太郎。アルバイトで食いつないでいたけが、ニートの一歩手前、もう手持ちの金は五千円も無い。そんな時ふと目にした、何でも屋のアルバイト募集の…

「きらきらひかる」

江國 香織作 【内容】 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から…

「影武者 徳川家康」上・中・下

隆 慶一郎作 【内容】 慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された!家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影…

「カゼヲキル」①②③

増田明美作 【作者より】 42.195キロ。そのスタートラインに立つまでに、何年もの時間を細い体で紡いできた選手たち。だからこそ、マラソンを人生に重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。ライバルとの確執、鍛錬の日々、挫折、勝負の駆け引き………

「ランニング・ウーマン」

「ランニング・ウーマン」 黒田 麻由子 著 著者は、大学の先輩(面識なし)。 著者は、まどかのひろひろさんや、FCランナーズのRUN太郎さんやyoさんと同年代。 ひろひろさんからの勧めで読みました。 【内容紹介】 バルセロナ五輪女子マラソン代表の小鴨由水…

「RUN!RUN!RUN!」

「RUN!RUN!RUN!」 桂 望実 作 桂先生の「Lady Go!」を読んで、書き方に気に入り、題材がランニングだったので即刻買いました。 ■内容紹介■ アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは。箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じか…

「のぼうの城」

「のぼうの城」 和田竜 作 [概要] 作者の小説家デビュー作であり、第29回城戸賞を受賞した「忍ぶの城」を、映画化を前提に小説として執筆したものである。第139回直木賞にノミネートされた。 表紙イラストはオノ・ナツメが担当している。 [あらすじ] 周囲を…

「死神の精度」

「死神の精度」 伊坂幸太郎 作 (Wikipediaより抜粋) 本作の主人公である死神。 死神の調査員として人間の世界に派遣され、調査対象である人間を一週間にわたり観察し、死を見定める。「可」にした場合、対象は八日目に死亡し、「見送り」とした場合は対象…

「虎の城」

「虎の城」 火坂雅志 作 藤堂高虎を主人公にした、歴史小説。 真田氏の伝記を呼んでいて、最後の大阪の役において徳川方におり散々にやられた武将の印象と、以前この小説のあらすじを読んでいて気になっていたという、相反する印象を把握したくて、この本を…